お客様から商品が搬入された後、伝票の受取、サビ、変形、生地不良等の確認をします。
シンナー、アルコール、電子部品洗浄剤SFによる油分落とし。
脱脂用カゴ入れ時に、再度サビ、変形、板金不良、数量等を確認します。
手動の浸漬方式による表面処理(リン酸亜鉛化成被膜処理)。
前処理用カゴ入れ時にサビ、変形、板金不良、数量等を確認します。
お客様からの図面指定による塗装不可部分に、幅、長さ、直径など確認後、マスキングテープを貼付します。
オービルサンダ(機械)、トラベロンシート(紙やすり)、スコッチブライト(業務用たわし)を使用し、塗装面のキズ、異物等を取り除くほか、塗装面を平滑に整えます。
エアーガンを使用し、ゴミ、異物を取り除きます。
トロリーコンベアで移動している塗装対象の商品に、密着剤をオートポンプスプレーで吹き付けます。
商品をコンベアで移動させながら、10~20分常温にて自然乾燥させます。
自然乾燥後、商品にお客様指定の塗料をオートポンプスプレーで吹き付けて仕上げをします。
120~160℃の高温で、20~30分間焼き付けます。
お客様の塗装仕様書(許容されるゴミ大きさ、キズ個数等)にそって外観検査をします。
・塗装のスケ、溜りの有無チェック
・膜厚、光沢、色差のチェック
・テープによる剥離チェック
・数量、塗色等を指定伝票と照合
前期工程4で貼付したマスキングテープを剥します。
クラフト紙に商品を包みます。